やるきなし

2015/04/23 13:07 / Email clients on Linux

普段はEmacs+Wanderlustでメールを見ているのだが, 添付ファイルの扱いが面倒になりつつあるので, GUIベースのクライアントを検討中.候補は以下の3つ.

Mozilla Thunderbird (Icedove)

昔ながらの(いわゆるNetscapeに由来する)クライアント. IMAP の I/F が NNTPによる newsgroup の購読と同様になっていて, いちいち Subscribe するのがちょっと面倒.

IMAP の INBOX (Subscribe した Folder 全て?)は,まるごと fetch して, ~/.icedove/ 以下に保存される (Account Setting -> Synchronization & Storage で設定を変更可能). その他のキャッシュは ~/.cache/icedove/ 以下に保存.検索は賢そう.

引用部分は引用部分として表示されるが, ぱっと見た感じ引用の表示を省略するなどの機能はなさげ.

スレッドは,スレッドモードにして, collapse した状態で選択すると,Preview (Summary) が表示され, これはいい感じ.複数メールを選択するとこのモードになるらしい.

SPAM フィルタが付いているが, 私の場合 procmail + spampassassin でフィルタするので不要.

Evolution

現在は GNOME の一部になっている.

IMAPのフォルダは自動展開. 一度フォルダを選択するとサマリ(メールのヘッダ情報)がキャッシュされ, 一度メールを選択するとメールがキャッシュされる模様. 添付ファイルもまた別途キャッシュ.非常に IMAP フレンドリ.

~/.local/share/evolution/ に各種設定が, ~/.cache/evolution/ にキャッシュが保存される.

引用部分は引用部分として表示されるが, ぱっと見た感じ引用の表示を省略するなどの機能はなさげ. スレッドモードでは,単にメールをまとめてリストするだけ.

検索はたぶんキャッシュから.

Geary

比較的新しい.Vila で記述されたメールクライアント.

~/.local/share/geary/MAIL_ACCOUNT/ にキャッシュが保存される. というか,添付ファイルを積極的にキャッシュする模様なのだが (Folder View のみで Fetch してしまう?),あまり賢くなくて, 同じファイルが別のメールに添付されていても,別物とみなしてキャッシュする (それが普通?).

スレッドのまとめ方や引用の表示等, Gmail と同様のスタイルになっていて,見た目は非常に良い. ただし,なんだか全体的にもっさりしていて残念 (フォルダ選択時の同期に時間がかかっている?はじめだけ?).

あと,古いメールを効率よく参照する仕方がわからない...

検索は https://wiki.gnome.org/Apps/Geary/FullTextSearchStrategyのようなストラテジならしい.

2015/03/27 13:50 / Intel Rapid Storage Technology and Linux mdadm

H97 Expressチップセットの計算機を RAID1 構成にて購入.さて Debian GNU/Linux (今回は jessie)を入れようとしたが,Disk が見えない.

インストーラの shell とかで見ると /dev/md127 (container)は存在していて, dmesg や mdadm --detail /dev/md127 によると,/dev/md127 に /dev/sda と /dev/sdb は bind されている.

どうやら

# mdadm --run /dev/md127

を実行すれば,/dev/md126 が作成されるらしく, 無事 /dev/md126 を partition することができた.

ちなみに Intel® Rapid Storage Technology (Intel® RST) in Linux*, August 2011を参考にすると,

# mdadm -C /dev/md126 /dev/md127 -n 2 -l 1

を実行するのが本来らしいが,

mdadm: Not enough devices to start the array.

とか怒られる.

あとは grub (RAID1から起動)だが,/dev/md126 に install すればいいらしい.

2015/03/19 11:51 / USB disconnecting log

dmesg (or /var/log/kernel や /var/log/messages) で以下のようなログが繰り返し表示される問題.

usb 1-9.3: USB disconnect, device number 51
usb 1-9.3: new low-speed USB device number 52 using xhci_hcd
usb 1-9.3: New USB device found, idVendor=046d, idProduct=c05a
usb 1-9.3: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-9.3: Product: USB Optical Mouse
usb 1-9.3: Manufacturer: Logitech
usb 1-9.3: ep 0x81 - rounding interval to 64 microframes, ep desc says 80 microframes
input: Logitech USB Optical Mouse as /devices/pci0000:00/0000:00:14.0/usb1/1-9/1-9.3/1-9.3:1.0/0003:046D:C05A.0033/input/input59
hid-generic 0003:046D:C05A.0033: input,hidraw2: USB HID v1.11 Mouse [Logitech USB Optical Mouse] on usb-0000:00:14.0-9.3/input0

ログによるとだいたい1分毎に USB Mouse を抜き差ししていることになるが, もちろんそんなことはしていない(刺したまま).

一旦 USB を抜いて挿し直せば大抵静かになってくれるが,リモートで面倒なので,

% sudo modprobe -r xhci_hcd

で黙らせる.

2015/03/19 11:11 / systemd-localed が起動に失敗する

Debian GNU/Linux jessie にて,何かの拍子で systemd-localed.service が FAIL するようになった.

% sudo systemctl reload systemd-localed.service
Failed to reload systemd-localed.service: Job type reload is not applicable for unit systemd-localed.service.
% sudo journalctl -xn50 | grep systemd
Mar 19 11:XX:00 hoge systemd[1]: Starting Locale Service...
Mar 19 11:XX:00 hoge systemd[1]: Couldn't stat device /dev/pts/ptmx
Mar 19 11:XX:00 hoge systemd[1]: systemd-localed.service: main process exited, code=killed, status=7/BUS
Mar 19 11:XX:00 hoge systemd[1]: Failed to start Locale Service.
Mar 19 11:XX:00 hoge systemd[1]: Unit systemd-localed.service entered failed state.

調べた結果,以下のバグのためだということがわかった.
Debian Bug report logs - #773932
check for CONFIG_DEVPTS_MULTIPLE_INSTANCES=y in preinst

実際,運用している計算機の kernel は自前 compile のものなので,

% grep CONFIG_DEVPTS_MULTIPLE_INSTANCES /boot/config-3.18.*
/boot/config-3.18.9-XXX-01:# CONFIG_DEVPTS_MULTIPLE_INSTANCES is not set

となっていた.Debian GNU/Linux の Default の kernel では CONFIG_DEVPTS_MULTIPLE_INSTANCES=y となっている. 次に compile する際には y にする.

2015/02/27 17:28 / gnome-shell が 3D acceleration 無し環境では動かない件

どうやら最新の gnome-shell というか gdm3 は 3D acceleration が無い環境では動作しないらしい. つまり XDMCP 経由でのリモートログインができない模様.

 % Xnest -geometry 1920x1080 :1 -query remote

で remote に繋いでも

Oh no! Something has gone wrong.
A problem has occurred and the system can't recover.
Please log out and try again

という画面が表示され,どうにもならない.remote 側のログは以下のような感じ.

Feb 27 17:37:45 remote gnome-session[3622]: gnome-session[3622]: WARNING: Could not parse desktop file orca-autostart.desktop or it references a not found TryExec binary
Feb 27 17:37:45 remote gnome-session[3622]: gnome-session[3622]: WARNING: Could not parse desktop file caribou-autostart.desktop or it references a not found TryExec binary

ということで仕方なく Xvfb + VNC で GUI 環境を飛ばしてくる.

local% ssh -L5900:localhost:5900 remote
remote% Xvfb :1 -screen 0 1920x1080x16 &
(解像度はlocalに合わせておく)
remote% DISPLAY=:1 xterm &
remote% x11vnc -storepasswd
(~/.vnc/passwd にパスワードが保存される; 1回だけ実行)
remote% x11vnc -display :1 -rfbauth ~/.vnc/passwd &
local% vncviewer -FullScreen localhost

あとはつながった先にある xterm からお好みの window manager を立ち上げる. 個人的には以下のどれか.

% fluxbox &
% xfwm4 &
% xfce-panel &
% metacity &
% gnome-panel &

metacity だと gnome-shell っぽい雰囲気になる.あと,vncviewer で fullscreen を抜けるには F8 の VNC のメニューから.ちなみに Alt-Tab の Task Swich は local に送られてしまうので注意.