Sync content across all devices with Drive for desktop のとおり Backup and Sync (バックアップと同期) から Drive for Desktop (パソコン版 Google ドライブ)への移行が推奨されている.というか Backup and Sync は今後使えなくなる.
移行についてもう少し詳細な Instruction が公開されるのでは? とか思って様子見していたのだけど,特にそういった気配はなく,どうやら単に Drive for Desktop をインストール(Backup and Sync に対して上書きインストール?)すれば良いらしい(←と,どこかに書いておいてくれてたら良かったのに...).
Drive for Desktop インストール時のメモ(Backup and Sync がすでにインストールされている場合).
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Backup and Sync で利用しているアカウントについて,Drive for Desktop でもログインをうながされる
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Backup and Sync の設定(ローカルファイルの Google Drive への同期設定)がチェックされる(20分ほどかかっていた)
- 同期漏れファイルがあると同期される
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同期の方式について Stream files と Mirror files のいずれかを選択
- Stream files: 必要に応じて Cloud からファイルを download.Offline 化が必要なファイルは個別に指定.
- Mirror files: すべてのファイルを Cloud と Local の双方に保存(Backup and Sync にあった特定のフォルダのみ同期,という機能はなし).
Stream files を選択した.
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ローカルフォルダの同期先を Google Drive と Google Photo のいずれかから選択(写真・動画のみを保存しているフォルダについては,その旨通知されて Google Photo をおすすめされる).
すべて Google Drive にしておいた.
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Google Drive はネットワークドライブとして扱われる.
Backup and Sync では
C:\Users\<username>\Google Drive\
にマウントされていて,WSL からも/mnt/c/Users/<username>/Google Drive/
でアクセスできていた.Drive for Desktop ではネットワークドライブを WSL 側でどこか適当なマウントポイントにマウントする必要がある.
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複数アカウントで Backup and Sync を利用していた場合,そのそれぞれで Drive for Desktop の設定を行う必要がある(確か,ここでスキップすると後で設定の引き継ぎはできない,とかそんな説明が出ていたような気がする).
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複数アカウントで Backup and Sync を利用していた場合,Windows の通知領域 (notification area) にアカウントごとの Backup and Sync アイコンが表示されるが,Drive for Desktop ではアイコン1つ.
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Drive for Desktop インストールの最後で Backup and Sync を削除するか尋ねられて,削除すると移行完了.